フリースタイルダンジョンが熱い!即興ラップとは!?
テレビ朝日のフリースタイルダンジョンが人気ですが、即興ラップの歴史は以外と古く、1980年代のアメリカでは既に人気を博していました。日本ではエミネムの映画8マイルが近年の火付け役。それが現代までに洗練され、いくつかの重要なエレメントが垣間見れてきました。
即興
同じく黒人発祥のジャズにとっても重要な要素で、決められた小節内でコードに沿った即興演奏をするスタイルがジャズの魅力でした。 楽器同士の掛け合いによる喧嘩セッションなどもあり、天才的な閃きを連発したアルトサックス・プレイヤーのチャーリーパーカーのプレイは伝説になっています。終わるとすぐタバコ吸う。
ライム(韻)
日本語では母音である(a・i・u・e・o)をリズミカルに反復させて余韻を残すことです。フリースタイルバトルではここが決まると客を沸かすことができ、勝利へとつながる大事な要素です。子音や発音記号が多い外国語ではもっと複雑な韻を踏むこともあります。
フロー
歌い回しのことです。ビートの速さの上にスムースに乗せながら強弱をつけ、時に感情を込めたりして抑揚をつける要素です。
アンサー
ラップバトルの場合、対戦相手の言葉に対しての返しが肝となってきます。揚げ足取りではなく、ユーモアを利かせて華麗に足元をすくえばもはや勝負あり。
パンチライン
英語では冗談のオチの部分。総じてラップの印象的な部分のことです。16小節で順を回すことが多いラップミュージックでは音の抜けや最後に潜んでいることが多い。
楽器や専門知識がなくてもどこでもできてしまうラップの可能性はこれからもどんどん広がっていくと思います!
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