変わってゆく言葉たち

昨今、かつて否定的だった言葉が、肯定的に使われ始めているという現象が起きています。

ギーク:geek

かつては、ヘビやニワトリを食いちぎったり、虫を飲み込んだりする、グロテスクな見世物小屋の芸人のことを指していたようですが、1950年代からプロレスラーが相手を罵る言葉に使われ、熱心な技術マニアという使われ方から、webの世界が開けたからは、もっぱらコンピューターマニアを指す用語となった。

ナード:nerd

絵本作家Dr.Seussの、「If I Ran the Zoo」に登場する怪物の名前から、面白くない奴を指すスラングとして使われ、Pharrell Williamsが所属する音楽ユニットN.E.R.Dの人気により定着しました。

ギークとナード違いは?

ギークとナード、共に一芸に発揮するという意味が込められていますが、 ギークは社交的ナードは社交下手というニュアンスが共通下であるようです。 ギークはオタク、ナードは引きこもりのようなニュアンスなのかもしれませんね。

ヤバい

元々は香具師やテキ屋が使っていた隠語で、具合の悪い様を指していたが、1980年代から格好悪いこと指す様になり、1990年代からは凄いの意味が派生し、否定や肯定問わずに用いられる用意なった。

やば〜っって言っておけば場は流れていきますよね。

マジ卍も特に意味のない言葉のようです。 ニュアンスを重んじる日本人には、額面通りの言葉なんて必要ないのかもしれませんね。

How does it feel?

レコードと酒とバイクを愛する健康オタク。 主に音楽、グルメ、時事ネタなど。生活のアクセントになるものを投稿します。

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