変わってゆく言葉たち
言葉はいろんな意味を持ち、10年後には違う意味になる。
— ボブ・ディランBOT (非公式) (@BobDylanBotJP) 2017年11月8日
昨今、かつて否定的だった言葉が、肯定的に使われ始めているという現象が起きています。
ギーク:geek
かつては、ヘビやニワトリを食いちぎったり、虫を飲み込んだりする、グロテスクな見世物小屋の芸人のことを指していたようですが、1950年代からプロレスラーが相手を罵る言葉に使われ、熱心な技術マニアという使われ方から、webの世界が開けたからは、もっぱらコンピューターマニアを指す用語となった。
ナード:nerd
絵本作家Dr.Seussの、「If I Ran the Zoo」に登場する怪物の名前から、面白くない奴を指すスラングとして使われ、Pharrell Williamsが所属する音楽ユニットN.E.R.Dの人気により定着しました。
ギークとナード違いは?
ギークとナード、共に一芸に発揮するという意味が込められていますが、 ギークは社交的、ナードは社交下手というニュアンスが共通下であるようです。 ギークはオタク、ナードは引きこもりのようなニュアンスなのかもしれませんね。
ヤバい
元々は香具師やテキ屋が使っていた隠語で、具合の悪い様を指していたが、1980年代から格好悪いこと指す様になり、1990年代からは凄いの意味が派生し、否定や肯定問わずに用いられる用意なった。
やば〜っって言っておけば場は流れていきますよね。
マジ卍も特に意味のない言葉のようです。 ニュアンスを重んじる日本人には、額面通りの言葉なんて必要ないのかもしれませんね。
How does it feel?
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