「履歴書受け取って下さい!」プラカードを掲げるホームレス男性!すると超一流企業からオファーの奇跡が!

ホームレスが街頭で通行人らにお金や食べ物を乞う姿は欧米で多々見られるが、米カリフォルニア州シリコンバレーでこのほど、ホームレス男性デビッド・カサレス(26)が街頭に立って得たものは数百件もの仕事のオファーだった。この男性の再起を望む姿が話題となっています。
テキサスA&M大学を卒業後、ゼネラルモーターズでウェブデベロッパーとして勤務したのち、さらなる成功を夢見てカリフォルニア州へと移り住んだというデビッド。しかし、仕事が上手くいかず、全財産に加えて寝泊まりしていた車まで失ってしまい、泣く泣くホームレスとして生活を送ることに。
途方に暮れていたデビッドが最終手段として思いついたのが、「路上で道行く人に履歴書を配る」という方法だったのだ。
履歴書を配り始めてからしばらくして、デビッドに興味を持ったある女性がプラカードを持っている姿を写真に撮って履歴書とともにSNS上に投稿。
「今日、私は若いホームレスの男性が道ばたでお金を要求するかわりに、履歴書を配っているのをも目撃しました。もしシリコンバレーで働く人のなかで、彼のことを助けてあげられる人がいたらそれはすばらしいことだと思います。
私たちがデビッドを助けることができるようにRTをお願いします!」
するとツイッターの投稿を見たという企業からデビッドのもとに、200件近い仕事のオファーが殺到するという奇跡が。
なんとそのなかには、GoogleやNetflixといった超一流企業の名前も。
こうした奇跡はそうそう起きるものではないかもしれないが「お金を稼ぎたいわけではなく、とにかく働きたい!」と語るデビッドの情熱が大勢の人たちの心を動かしたことで、このような結果となったのではないだろうか。
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