1972年から続く野球漫画の金字塔『ドカベン』が、ついにゲームセット!

出版社の秋田書店(東京都)は、1972年から連載が始まった水島新司さん(79)人気野球漫画「ドカベン」シリーズが完結すると21日、発表した。
「ドカベン」は、明訓高校の捕手で強打者の主人公・山田太郎の愛称。山田とバッテリーを組むエースの里中智、悪球打ちの岩鬼正美、秘打男の殿馬一人ら個性豊かなチームメートとともに、ライバルたちとの熱戦を勝ち抜いていく様子を描いた。
「ドカベン」は高度な配球や一般的には知られていないルールも紹介する本格派野球漫画で、広く人気を集めた。プロ野球選手たちにも多大な影響を与えたと言っても過言ではない。
76年にはアニメ化された。漫画では「プロ野球編」など続編を経て、現在は水島さんの野球漫画に登場した選手が対決する「ドリームトーナメント編」が28日発売号で終了。46年余り続いた傑作に幕が下りる。
「ドカベン」、単行本は「こち亀」超えのシリーズ合計で203巻に上る。最終回は、表紙&巻頭カラー12Pを含む超巨弾40Pのボリュームとなり、水島新司の特別寄稿やドカベンシリーズの歴史年表も収録されるとのことです。
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