【星を降らせる】日本企業が人工流星を開発

出典:ALE

日本のスタートアップ企業ALE Co.,Ltd.では、人工流れ星を降らせるプロジェクトが進行中です。

人工流れ星が発生する仕組み

天然の流れ星は、宇宙空間に存在するチリが地球の大気圏へ高速で突入し、空力加熱※という現象により発光します。
ALEは、人工衛星から流れ星の素となる粒(流星源)を大気圏へ放出することで、この現象を再現します。
ALEの流星源は天然の流れ星の素となる物質よりも大きく、ゆっくりと大気圏に突入するため、天然の流れ星に比べ長く発光します。
※空力加熱:物質が大気中を超音速で飛行する際に、物質の先端部で空気の圧縮および摩擦が発生することで加熱されること。

流星源放出装置

人工流れ星を流したい地域・時間に発生させるためには、流星源を放出する放出装置の精度が非常に重要です。そのためALEでは数千粒放出しても速度の誤差が極めて少なく放出可能な装置を開発しました。
この他にもALEの人工衛星は、日本の高い技術力を活かして、位置・放出の方向・速度を正確に計算し、高い精度で流星源の放出を行います。

安全性

他の飛行体との衝突回避チェック

他の飛行体の位置を確認し、人工衛星から放出する流星源の軌道との間に充分な距離があることを確認できた場合のみ流星源放出を実施します。

人工衛星の位置・放出角度決定システムの動作チェック

人工衛星に搭載される3つの恒星センサー・2つの測位システム・3つの時計からのデータを、3つのCPUが独立してたすき掛けで計算し、すべての計算結果が合致した場合のみ、機器が正常に動作していると判断し流星源の放出を行います。

放出速度決定システムの動作チェック

流星源はガス圧によって加速・放出されます。加速部には圧力計が3つ搭載されており、3つのCPUによる計測値が正しい場合のみ流星源を放出します。

初号機の打ち上げが成功し、地上との初通信ミッション完了

2019年1月18日に初の人工衛星が打ち上げられ、東北大学地上局との通信ミッションが完了しました。

2ヵ月後にはいよいよ軌道降下ミッションの2号機が打ち上げられるとのこと。
いよいよ流れ星エンターテイメントが拝める日も秒読みですね。

会社概要

社名:株式会社ALE(エール)
本社住所:東京都港区赤坂2-21-1 川本ビル2階
代表者:代表取締役/CEO 岡島礼奈
設立:2011年9月1日
事業内容:人工流れ星による宇宙エンターテインメント事業「Sky Canvas」
人工衛星技術の研究開発
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