人生初のハンググライダー!ハーネスを付け忘れたまま飛行開始!

ハンググライダーといえば、インストラクターと一緒に飛ぶ事で大空を自由に飛べるアクティビティのひとつとして注目されています。
気軽にチャレンジできることから人気の高いスカイスポーツですが、そんなハンググライダーで「恐怖の飛行」を続けたある男性がいます。
アメリカ在住のクリス・ガースキーさん
愛する妻とスイス・ベルン州にあるインターラーケンを訪れていたクリス・ガースキーさん。
雄大な大自然を持つスイスでは、「キャニオニング、ハンググライダー、パラグライダー」といった様々なスポーツが楽しめます。
| 生まれて初めての挑戦
その日、クリスさんが選んだのは美味しい空気を吸いながら大空を滑空する「ハンググライダー」。自身でも初となる挑戦だけに楽しみにしていたことでしょう。
インストラクターと飛ぼうという時、まさかのアクシデントが。
| ハーネス未装着のまま大空へ
インストラクターの「Are You Ready?」という掛け声に対し「Yes!」と答えたクリスさん。
ところが滑走し地面を飛び立った直後に、クリスさんのハーネス(体に装着する安全ベルト)を付け忘れていたことに気づいたインストラクター。時すでに遅く、そのままクリスさんは宙ぶらりんのまま大空へ。
| 恐怖の2分20秒間
スイスの美しい風景が広がるも、落ちたらひとたまりもないほどの高さに楽しんでいられる状況ではないクリスさん。
左手はハンググライダーの金属バーを掴み、右手ではインストラクターの背中や脚に必死にしがみつき、そしてインストラクターも手を伸ばして助けようとするも滑空は止まらない。
生身の状態で滑空しているわけだ、当然むかってくる風も直で受けるため動画中盤では、片手のみでぶら下がる場面も。
時速およそ40kmもの速さの中、そのまま「2分20秒間」素手のみでフライトを続け、ようやく「飛び降りても大丈夫」という所まで下がったことを確認し手を離している。
| フライトの代償
九死に一生という体験をしたクリスさん、落下のショックで右手首を骨折し、長時間ぶら下がっていたため左の上腕二頭筋を痛めてしまったそうだ。
今回の出来事は、ハーネス未装着というあってはならない致命的なミスだが、この事についてクリスさんは「できるだけ早く着陸できるようベストを尽くしてくれた」と感謝の意を述べた上で、「またハンググライダーに挑戦したいです」と話している。
悲惨な体験にもかかわらず、謙虚で前向きな姿勢には脱帽です。
とにかく無事で何よりです。
それでは、クリスさんの手に汗握る九死に一生スペシャルをご覧ください!
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