日本人ペインターの最新作! 全面彫刻カスタムに全米が大絶賛!

日本の東京オートサロン、ドイツのエッセンモーターショーと並び、世界三大カスタムショーと言われるアメリカ・ラスベガスで開催される「SEMAショー」。
先日、そんな自動車大国で開催された「SEMAショー」に登場し、見る人すべてを驚愕させた日本人作品の「シボレー・インパラ」が話題となっています。
| SEMAショーとは
SEMAショーは、世界各国から出展社やバイヤーが集まりラスベガス・コンベンション・センターで開催される50年以上の歴史を持つアメリカ最大規模のカスタムカーの見本市です。
入場は出展者や登録バイヤーなどに限られており、東京ドーム7個分の広さを誇る会場には11,000以上のブースを設け各自動車メーカーからは、カスタムカーや最新の注目の製品などが展示される。
開催される10月末~11月初旬の4 日間の期間中には、業者向けの各種セミナーや出展車両が隣接駐車場に自走で移動してアピール走行、展示を行う様々なイベントが行われます。
アメリカを驚かせた日本人
カスタムの本場アメリカで、車のプロフェッショナルから絶賛されたインパラを生み出したのはIZAWA ART DESIGN代表の井澤孝彦氏。
井澤氏は2016年のSEMAショーでも、アメリカで大人気のスポーツカー「GT-R」に金色のペイントを施し、カーカスタム技術の一つ「エングレービング」という車に彫刻するスタイルで、他に展示されていた「GT-R」とは別次元のカスタムによって圧倒的な存在感と強烈なインパクトを与えていました。
唯一無二のインパラ
SEMAショーに出展されていた数百台のカスタムカーの中でも異彩を放っており、会場への搬入時からすでに大きな話題となっていた車で、車全体に施されたエングレービングと特殊なメタル塗装によってカスタムされた1957年型・シボレー インパラ。
| エングレービングによる挑戦
カーカスタムの世界ではこれまで金属製のバンパーやサイドミラーなど、狭い部分への限定された施工が一般的だった。それですら、繊細な模様を彫刻刀で彫り込むには非常に高い技術力を必要とする。誰もやったことのない「巨大なインパラのボディ全体にエングレイビング」というのは、非常に大きな挑戦だったのだ。
| 独自開発のメタル塗料
井澤氏が独自に開発したメタル塗料は原料メーカーと試行錯誤度繰り返し、完成までなんと10年の歳月がかかっています。10年の歳月を経て完成されたメタル塗料は圧倒的な輝度を誇り、さらには変色、劣化の心配も一切なく、一般の自動車塗料のように使えるという。
SEMAは自動車関連の人たちだけが入場できるトレードショーゆえ、来場者は基本的に全員がカスタムカーのビルダーはもちろん、板金塗装やレストアといった分野のプロ中のプロが集まるため、井澤氏のインパラはカスタムの本場アメリカで、非常にハイレベルなプロフェッショナルたちから絶賛されています。
この記事へのコメントはありません。