米マクドナルドの店内に「偽物のポスター」を貼った大学生!その後、まさかの展開に

米テキサス州のマクドナルド店内に、大学生たちが自分たちの姿が映った「偽広告ポスター」を無断で掲示した。一見「イタズラ」かのように思える行為だが9月3日、大学生のジェブ・マラビージャさんが、このプロジェクトのことをTwitterで発表すると、なんと100万以上の「いいね」が集まり、大きな話題に。さらに、マクドナルドの店側も「素晴らしいクリエイティビティ」と賞賛した。
そもそものきっかけは、マクドナルドの店内で食事をしていた際、店のなかにあった広告にアジア系の人たちが起用されていないことに違和感を覚えた男性は、自身と同じくアジア系の友人男性を誘って、自主制作の「なんちゃって広告」を作ることを計画。後日マクドナルドの店員に変装して、空いていた店内の壁にこっそりとその偽物のポスターを貼った。
1人でも多くの人たちがアジア系の存在に目を向けてくれることを目的としておこなったイタズラだが、もちろん2人ともすぐに見つかって撤去される覚悟をしていた。ところが、今年の7月半ばに貼ったポスターは、9月に入ってもはがされる気配はなく、結局、51日間もそのままの状態で店内の壁に。
そのことに驚いた男性がツイッターで事情を説明する投稿をしたところ、瞬く間に世界中に拡散。その結果、マクドナルドにもこのイタズラのことが伝わり、店舗オーナーはCNNの取材に答え、「私たちはあらゆる面でダイバーシティを大切にしたいと思っています。この2人の大学生のクリエイティビティは素晴らしい。またお店ですぐに会いたいです」と話し、ジェブさんとクリスチャンさんの行動を賞賛した。
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