ハチの音が聞こえると、花は一時的に「蜜を甘くしよう」と反応することが判明
花は花粉を運んでくれるミツバチなどの送粉者の音を聞くと、花の蜜を甘くしようと努力することがわかりました。
低い周波数で糖度が増加
花は風の音などの無関係な音を切り離し、10センチメントール離れた場所からミツバチの音(0.2~0.5kHz)、さらにコンピューターによって合成された音(00.5kHz~1kHz)を聞いたとき、花は蜜の糖度を12~17%→20%まで増加しました。
花の聴覚
花は花びらで音を感知するため、衛星アンテナのような放射状の形をしていると言われます。花びらを失った花は低周波の音を反響することはできません。
『聞く』という行為は『耳』によってのみ行われるわけではなく、より感覚的な器官で行われる場合もあると証明したいと研究者は話します。
参考:Flowers respond to pollinator sound within minutes by increasing nectar sugar concentration.
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