スペイン恒例のトマト祭り「トマティーナ」が開催!町中が真っ赤に染まるカオスな祭典

スペイン三大祭と言えば、「バレンシアの火祭り」「セビージャの春祭り」「パンプローナの牛追い祭り」が思い浮かびますが、一番有名なお祭りといえばスペイン東部ブニョールの町が真っ赤に染まる毎年恒例のお祭り「トマティーナ」ではないでしょうか。
今年もトラックに乗った人たちから、群がる人々に向けて大量のトマトが投げこまれ、世界中から集まった2万2000人が、およそ145トンものトマトをぶつけ合ったり、泳いだりと参加者は、思い思いに楽しんでいます。
トマティーナは、前夜祭、パロ・ハボン、トマト投げ、片付けという4部で構成されていて、祭りの当日には、ブニョールの街の人口の倍以上の参加者が、世界中から訪れるそうです。
およそ70年前、地元の子ども達が、けんかの際にトマトを投げつけあったことが発祥とされるこの祭りも、今やスペインの夏の風物詩となっています。祭りのあとは、トマトは水で洗い流され、ブニョールの町はいつもの静かな町に戻るそうです。
日本人も参加するようになったこのトマトの祭典トマティーナ。日本人が根強く持つ「もったいない」精神を捨てて乗り越える快感こそが、その魅力なのかもしれません。
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