ハライチ岩井の業界に向けたブラックメッセージソング

ヒップホップの重要な要素の一つに、リアルであるという条件があります。
それは形は違えど、フォークソングであったり、真実を歌うことに重点をおいた魂の叫びです。
決して音楽性は高いとは言えませんが、お笑いを愛するがゆえに、芸能界のお笑いの立場を風刺したハライチ岩井のメッセージは、インパクトを備えたエネルギッシュなものに仕上がっています。
対して昔の平安貴族は、庶民の心情を察し、恋する乙女の歌を和歌で代弁するものが良しとされていました。 現代のアイドルの歌も、作詞家、作曲家、プロデューサーがタッグを組み、大衆を代弁する曲を発表するのと似ていますね。
どちらも良いところがありますが、実感のこもった歌というのは、人の心の琴線に触れますね。 逆に触れなくても、それはそれで純粋に楽しめることができるのです。
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