【空に憧れて】風船100個で砂漠を飛ぶ

イギリスの冒険家、Tom Morganさんが風船に結んだ椅子に乗って南アフリカの砂漠を25キロの飛行に成功しました。
彼が創立した冒険旅行企画会社「The Adventurists」は、ロシアの凍結湖上でバイクレースを開催するなど、珍しい競技会を開催し、売上を慈善団体に寄付している珍妙な団体です。
そして今回の成功を踏まえ、100個の風船に結びつけた椅子に乗って行うレースを企画中。 なんと、2009年のDISNEY・PIXAR映画の「カールじいさんの空飛ぶ家」から着想を得たといいます。
「予定しているのは、パーティーで使うヘリウムガス入り風船にぶらさげた椅子に座って行う3日間のレースです。おそらく、世界でもっとも馬鹿馬鹿しい空のレースになるでしょうね」と、Morganさんは語っています。
そして元祖になるんでしょうか、日本ではおなじみ、風船おじさんという人がいました。
ファンタジー号事件 1992年11月23日、当時52歳の鈴木嘉和が、ヘリウム入りの風船を多数つけたゴンドラ「ファンタジー号」で試験飛行を行うことになった。 鈴木に電話で呼び出された同志社大学教授の三輪茂雄と学生7人、朝日新聞の近江八幡通信局長、前日から密着していたフジテレビのワイドショー『おはよう!ナイスデイ』取材班、そして鈴木の支持者らが琵琶湖湖畔に集まった。 この日の名目はあくまで200メートルあるいは300メートルの上昇実験ということだったが、120メートルまで上昇して一旦は地上に降りたものの、16時20分頃「行ってきます」と言って、鈴木はファンタジー号を係留していたロープを外した。 「どこへ行くんだ」という三輪教授に「アメリカですよ」との言葉を返し、重りの焼酎の瓶を地上に落とした鈴木は周囲の制止を振り切って、琵琶湖湖畔からアメリカネバダ州サンド・マウンテンをめざして出発した。 翌日は携帯電話で「朝焼けがきれいだよ」と連絡が取れたものの、2日後にSOS信号が発信され海上保安庁の捜索機が宮城県金華山沖の東約800m海上で飛行中のファンタジー号を確認したが、鈴木は、捜索機に向かって手を振ったり座り込んだりして、SOS信号を止めた。 ファンタジー号の高度は2,500メートルで高いときには、4,000メートルに達した。約3時間の監視をして、ファンタジー号は雲の間に消えたため、捜索機は追跡を打ち切った。 そしてそのまま行方不明である。 http://netpower1.blog14.fc2.com/blog-entry-543.html
風船おじさん;;
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