PRADAキャラクターに黒人差別と批判。真意はいったい?

分厚い唇の黒いキャラクターが黒人差別と批判され、プラダの新製品が撤去されることになりました。
同社はツイッターで下記声明を発表。
[1/2] #Prada Group abhors racist imagery. The Pradamalia are fantasy charms composed of elements of the Prada oeuvre. They are imaginary creatures not intended to have any reference to the real world and certainly not blackface.
— PRADA (@Prada) 2018年12月14日
[2/] #Prada Group never had the intention of offending anyone and we abhor all forms of racism and racist imagery. In this interest we will withdraw the characters in question from display and circulation.
— PRADA (@Prada) 2018年12月14日
プラダは人種差別はしません。プラダマリアは、プラダのオリジナルキャラクターで幻想的な魅力を持って生まれました。彼らは想像上の生き物であり、現実世界へのメッセージは意図しておらず、別に黒い顔ではありません。プラダは人種差別をしたことは一度足りともありません。あらゆる人種差別主義を軽蔑しています。今回の一件で問題のキャラクターを回収します。
プラダマリア
クリスマス向けのギフトコレクションとして、メンズ&レディースのキーリング、ジュエリー、レザーグッズが展開されました。
プラダの不思議な生き物の新しいファミリー「Pradamalia」
近未来的な架空のプラダラボラトリーでは、研究者のチームが1世紀以上にわたり継承されてきたプラダのDNAの研究に取り組んでいます。その研究の成果がPradamalia。どこか生物的で、どこか人工的、そしてまちがいなくプラダらしい不思議なミニチュアの生き物です。
ラボラトリーを逃げ出したプラダマリアは、カラフルなキーリングトリック、イヤリング、ペンダント、レザー小物に姿を変え、クリスマスシーズン目前のプラダのお店とE-ストアにたどり着きました。

Disco、Socks、Fiddle、Otto、Toto、Scuba、Spotの7つの生き物には、それぞれスーパーナチュラルなパワーと風変りな特徴が備わっています。プラダラボの厳格に閉鎖された環境の中で育てられた生き物たちは、三角形のプラダのハートと市松模様の脳を持っています。その他にも、Pradamaliaはメタルスタッズ、色の濃淡、磨かれた木、リッププリント、アイコニックな「サフィアーノ」レザーといったプラダを象徴する特徴を備えています。
プラダの過去の黒人モデル
2018年、プラダはエジプト出身の黒人モデル、Anok Yaiを1997年のナオミキャンベル以来初めて起用したばかり。
この事に対してメディアは、今までのプラダのあり方を批判。そして「イタリアのファッション業界が徐々に良い方向へ進んでいる。」と讃えていたばかりでした。
この事に対してあなたはどう思うでしょうか。
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