幻のロレックス
スイスの高級時計メーカーRolexですが、当時理解されずに短命で終わったモデルがあります。
MILGAUSS
ミルガウスという本作は、軟鉄製インナーケースをオイスターケースの中に収納した二重構造により、1000ガウス(フランス語読みでミルガウス)の耐磁性を発揮。医者や冒険家など対磁性を必要とする職業家の為に開発されたモデルです。ガウスは磁束密度の単位です。 自然界では存在しない、特殊環境下に耐えるスペックを備えているところがロレックスの凄いところです。発売当時はニッチなハイスペックが受け入れられず、不人気モデルとして2代目で1989年に生産終了。 1990年代頃からイタリアで人気が付き、18年後の2007年に復活を遂げるという異色のモデルで、計3種類存在します。
REF.6541
1956年-1960初期まで製造。初代モデル。秒針がジグザグになっていることから、通称「イナズマ針」と呼ばれる。美品なら1500万円を超えるプレミア価格がつくこともある。リング状のベゼルがついているのは初代のみ。
REF.1019
1960年代初期-1989年にわたって30年間製造されたモデルで、ディテイールの違いは年代によって大きく分けられる。こちらも状態が良ければ700万前後の値段が付くこともある。
REF.116400GV
20年の時を経て復活したアニバーサリーモデル。初代のオレンジの「イナズマ針」を踏襲。価格は180万を上回ることも!
中古市場の値段は、物の良悪ではなく、希少性で決められることが多いようです。特にロレックスの生産中止モデルなんかは目が¥マークになってしまうような価格にもなることがあります!(¥O¥)
ちなみに、世界で一番ロレックスが眠っているのは日本だそうですよ♪
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