中国産野菜の方が安全?日本は狂気の農薬大国

「食の安全」が世間に浸透してからずいぶん経ちますが、もはや日本産の農産物は世界では毒扱いされているようです。その理由は、国家の規制が関係しています。
| 食品残留基準の緩和
2017年7月、ネオニコチノイド系農薬のジノテフランの残留基準値の緩和案が可決されました。
対象作物は小豆、サトウキビ、わけぎ、オリーブに加え、ベリー類3品目。
実はこのネオニコチノイド系農薬の毒性があまりにも強力なんです。
| ネオニコチノイド
タバコに含まれるニコチンに似た主成分で、1990年代に登場。
一時期世界で最も使われた殺虫剤となりましたが、ミツバチの大量死や、人の発達障害(ADHDなど)に関わっていることが明らかになり、フランスの全面禁止から始まり、EU諸国では厳しく使用が規制されています。
| 中国でも規制が強化
冷凍餃子事件など、日本人から見ると、過去の中国食品のイメージは最低です。
しかし近年、中国では農薬まみれの野菜を「毒菜」と呼び、大規模な農薬規制が報道されました。
アルジカルブ、ホレート、イソカルボホスを2018年までに禁止。 エンドスルファン・臭化メチルを含む農薬を2019年までに禁止。 オメトエートとリン化アルミニウムを含む農薬を20年までに禁止。 クロルピクリン、カルボフラン、メソミルは22年までに段階的に禁止。 |
| 日本は世界と逆行
農林水産省は、「日本では欧米のように農薬の粉塵が広範囲に巻き上がるような方法では播種していないため、種子処理や土壌処理への使用の制限は不要」と説明。またカメムシ駆除のために必要としています。
一説に、ネオニコチノイド系農薬の製造元、住友化学と日本政府の癒着が囁かれています。
(住友化学は、戦国時代より続く世界最古の財閥、住友家の流れを汲み、国史に深い関わりを持つグループ。EUのネオニコチノイド使用禁止に対して「非科学的」と見解しています。)
| 消費者ができる対策
我が子や大切な人、自分自身の健康をどうやって守るのか。
残念ながら国が認めてる以上、普通に生活していれば触れてしまいます。
少しでも農薬に触れない対策は
・よく洗う
・皮付近を除去する
・火をとおして調理する
本当に微弱な事ですが、対策するに越したことはありません。
様々な思想や利権が交錯するデリケートなトピックですので、自ら調べて学ぶことをオススメします。
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