日本の音楽の歴史を変えた天才・小室哲哉について
90年代の日本の音楽シーンを牽引してきたプロデューサー、小室哲哉さんが引退する事が明らかになりました。
小室哲哉ってどんな人？
学生時代から頭角を表し、授業の作曲の課題をクラスの半分以上を肩代わり。多彩なアレンジにより同一人だと気づかれずに乗り切ったというエピソードがあります。
TM NETWORK
1983年に宇都宮隆（ボーカル）と木根尚登（ギター・キーボード)の３人で結成。 Get Wildやのちに鈴木亜美カヴァーヒットとなるBE TOGETHERのヒット曲を連発し紅白に出場。
小室ファミリー
TM NETWORKを解散し、プロデューサー業に徹した小室は、TRF、安室奈美恵、中森明菜、篠原涼子に楽曲を提供。ことごとくミリオンヒットを飛ばし時代の寵児となる。
総資産100億円以上！伝説の豪遊っぷり
・カジノで10億円スった(複数人で) ・TRFのメンバーにクリスマスプレゼントとして5000万円プレゼント ・TRFのYUKIにベンツをプレゼント ・海外のブティックで商品のほとんどを買い占めた ・飛行機のファーストクラスを必要ないのに貸し切り ・新幹線のグリーン車を必要ないのに貸し切り ・TM NETWORKの3rdアルバムのジャケットの自分の写真が気に入らないので自費で回収しようとした(未遂) ・ベンツに２億円 ・世界で限定２５台しかない別のベンツに３億円 ・カリフォルニアに６億３０００万円の住宅 ・ハワイのオアフ島に１億２０００万円の住宅 ・バリ島には総額２億円の住宅と土地 ・飛行機のファーストクラスを２０００万円で借り切り ・ホテルのスィートルームをフロア全室借り切り ・ＴＲＦのメンバー全員に１０００万円のプレゼント ・ｇｌｏｂｅのメンバーには９６２（グローブの語呂あわせ）万円 ・フェラーリ１０台以上所有 ・華原朋美にもフェラーリをプレゼント（走行距離4500kmでほとんど乗っていない、レザーシートのフルオプション、別れた後売りに出される） ・マンションの家賃は月２００万、一か月の生活費は８００万 ・スタッフを引き連れたラスベガス旅行では自家用ジェット機を使い、ギャンブルの“軍資金”も振る舞う ・通帳の表示桁数が10桁しかなく、それ超えて以降、いくら持っているかわからなくなった。
ブームの終焉と詐欺で逮捕
2000年前後からトランスやプログレに傾倒し、つんく♂によるモーニング娘。宇多田ヒカルや椎名林檎、aikoといったシンガーソングライターの台頭などにより、表にはほとんど姿を見せなくなりました。SONYから吉本にマネジメントを移籍、ユニットglobeのパートナーkeikoと結婚。この頃よりクルーザー、高級車などの資産の売却を進める。大分トリニータのスポンサー料7000万円を滞納、株で70億円の損をして手を引くなどの金銭面での陰りが表面化。その後自分の楽曲806曲の著作権を10億円で譲渡する契約を締結しますが、そもそも著作権は小室の元になく、前払い金額の返還に応じなかった小室は起訴→詐欺罪で逮捕。執行猶予５年が科せられます。
再起からデビュー30周年
2010年よりAAAやSMAP、北乃きいなどに楽曲提供を開始。東日本大震災のチャリティーコンサートやネット配信ストリームのDOMMUNEに参加、TM NETWORK 30周年での再結成など精力的に活動を行っていた。
週間文春に浮気をすっぱ抜かれ引退
週間文春掲載の不倫疑惑記事の責任を取って引退を表明。 自身の左耳の不調や妻keikoの脳障害の介護の疲れを理由として自発的な音楽活動を停止。
日本の音楽業界の歴史を変えた名プロデューサー
自身が手がけたプロデュース楽曲の累計売上枚数は1億7000万枚。 これは日本の音楽界ではダントツの１位であり、彼の功績は引退したとしても、大きく語り継がれるのは間違いなありません。まだお若いので、何かのきっかけで情熱を取り戻す事を世間は期待してやみません。
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