キングコングの梶原さんが運営しているYoutubeチャンネルカジサック KAJISACに芸人の『たむけん』さんが登場。自身の処世術と心がけを語っています。

炭火焼肉たむらのエピソード

『たむけん』さんといえば、副業の焼肉屋が有名ですよね。

開業前、たむけんさんは奥さんの実家に住んでいる『サザエさんのマスオさん』状態。義理の母が営んでいた焼肉屋を引き継ぐかたちで『炭火焼肉たむら』は始まります。

当時芸人がお店を経営することは、一流の証でありステータス。中堅芸人であった『たむけん』さんは変な噂が立たないようにあらかじめ先輩芸人の『今田耕司』さんなどに電話して伝えます。

「実は焼肉屋をやるんですけど、ちょっとどうしようもなくてやるんです。世間に発表するつもりもないので、すいませんけれども、どこにも言わないでください。」

名目を保った『たむけん』さん。しかし、次第に芸人仲間がネタにし始め、ケンドーコバヤシさんは「生ビールって言ってるけど発泡酒出してる。」「おばけが出る」と吹聴します。

耳に挟んだお客さんは冷やかしに『炭火焼肉たむら』に出向き「思いのほか美味しい！」と驚き長蛇の列ができました。以前の売り上げ５〜６００万円に対し、最盛期は２０００万円超を記録。

この事態にも調子に乗らず、「これは異常やからな！どこかで落ちてくるから、その下げを止めような！」と店員にずっと言い続けたと言うたむけんさん。コケる事なく現在６店舗を経営します。

「世の中調子いいときに、どんだけ自分中でブレーキ踏めて冷静で居れるかや。」

成功してますます…

そして、芸人としても実業家としても成功を収めた『たむけん』さん。

「絶対に変わったらあかん！と思うけど、新人の頃と今のお前の態度は一緒か？と言われたら違うやん。そら立場・年齢が上がったからそういうのも分かるねんけど、でも人から見たらアイツ変わったよな…かもしれへんやん。だからこそ、もっともっと謙虚にいかなあかんとずっと思ってる。」

この発言にはカジサックこと梶原さんも姿勢を直して『たむけん』さんと向き合いました。

動画のコメント欄にも、「たむけんの事を誤解してました、仕事にも真摯で後輩思いで何より芸人を愛してる。」「たむらけんじさんのイメージが変わりました。めっちゃいい人ですね!」「ホントたむけんさん素晴らしいですね。僕はTwitterはブロックされてますけど。」などのコメントが寄せられていました。

これからの『たむけん』さんの活躍が楽しみですね！

たむらけんじさんに副業と芸人論を学びました。（１３分３６秒）