地域格差ギャグ映画「翔んで埼玉」が公開!

魔夜 峰央氏書き下ろしのギャグ漫画「翔んで埼玉」が実写化されることが明らかに成りました。
伝説の埼玉dis漫画

2015年に約30年ぶりに単行本で復刻されると、瞬く間に発行部数66万部を突破。
ストーリーは、東京都民による執拗な埼玉県民迫害。
そしてどさくさに紛れて千葉、茨城、神奈川、群馬の関東一円を蔑む漫画である。
そんな中、一人のアメリカからの帰国子女が、地域カーストに波乱を巻き起こす・・・。
テルマエロマエの監督で実写化
電車男や独身貴族などのテレビドラマの監督で知られる、武内英樹氏が指揮をとり制作。
ドラマ仕立てのコメディは、まさにお茶の間の円満を約束します。
キャスト
孤高のアーティストGACKTと、オリエンタル美女二階堂ふみの豪華ダブル主演。実は共に沖縄出身。
GACKT
大河ドラマ「風林火山」(2007)での上杉謙信役など俳優業としての活躍も目覚ましく、ストイックな生活は自宅に道場を構え、45歳を過ぎた今でもパーフェクトボディーを維持し続けています。
二階堂ふみ
「ポスト宮﨑あおい」として女優界に足を踏み入れた彼女は、数多くの映画・ドラマでヒロインを熱演。大河ドラマ「西郷どん」(2018)では、西郷隆盛の妻役を務めた今、最も魅力のある女優の一人です。
「翔んで埼玉」名言集
「ああ、いやだ、埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」

「そこらへんの草でも食わせておけ!埼玉県民ならそれで治る!」

「雪の結晶が草加せんべいの形をしている」

「サイタマラリヤだ!」

「気の弱い女性はその地名を聞いただけで卒倒してしまうあの茨城です」

「茨城では納豆しか産出しないのです!」

製作者コメント
魔夜峰央/原作
30年前の作品です。
当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。
良いところなんです所沢は。
しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。
とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。
今の生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。
その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。
おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。
今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。
それが、今になって、なぜ?
まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。
今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。
「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。
二階堂さんへ
最近テレビでお顔は拝見しておりました。なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。
GACKTさんへ
まさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。最初GACKTさんのお名前が上がった時、そこにいた一同全員がのけぞり次の瞬間、ありか、と頷いたものです。願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。
武内英樹/監督
原作では、東京に虐げられた埼玉が熱い魂を持って立ち上がる話ですが、映画にはオリジナルで積年のライバル千葉も登場し、埼玉、千葉そして東京の仁義なき戦いを私なりの解釈で、コミカルに、ダイナミックに、壮大なスケール感で描きます!
今年浦和と大宮が住みたい街ランキング上位にランクインしたなど最近何かと注目度が高い埼玉と、埼玉には間違えなく勝っていると信じる千葉!そして、高みの見物東京!
果たして埼玉・千葉・東京の仁義なき戦いの決着は..!?!?
爆笑してなぜか泣いていて、劇場を出る時には、自分の出身地を誇りに思うようなそんな作品になると確信しています!
二階堂ふみ/壇ノ浦百美(だんのうらももみ)役
埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います!
GACKT/麻実麗(あさみれい)役
このオファーがあった時は、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。 正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。 (二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。 番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。
並々ならぬ話題を引っさげて2019年2月22日に公開です!
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