フィボナッチ数列を取り入れたアート作品が美しい

『自分の芸術を真に理解できるのは数学者だけである』とレオナルド・ダビンチは言ったそうですが、 ガラス彫刻家の『Jack Storms』さんは、自然界に存在する法則『フィボナッチ数列』を自身の作品に取り入れた一人です。



フィボナッチ数列
『2つ前の項』+『1つ前の項』を足し合わせていくことでできる数列のことです。 数列は「1,1」から始まり、1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21…と続いていきます。 一つ前と二つ前の数字を足していくだけ・・・それはヒマワリやアンモナイトの比率にも使われています。
内側から外へ向かって数字を足していくだけ。
美しい自然界の神秘的な数列です。
Jack Storms
ジャック・ストームスさんは一切の熱を加えずにガラスを加工。主に、光学結晶、鉛結晶、二色性ガラスの3種類を使用して何百回もガラスを切り、研ぎ、磨き、そして貼り合わせる、を繰り返し製作していきます。
「華麗な作品には多くの時間をかけるべきだ」と語り、1つの作品完成までに6~24週間程をかけます。
世界的なガラス彫刻家はさぞかし気むづかしいのかと思いきや、冗談ばかりを飛ばしている小学6年生のような人柄だそうです。
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