ニコニコ現金払いは日本だけ?世界のキャッシュレス化が恐ろしいほど速い

最新の日本のキャッシュレス比率は約20%ネット通販によるクレジットカードが普及したのにもかかわらず、1/5に留まっています。

対して中国では60%、アメリカでは46%を数え、日本が現金至上主義から抜け出せていないのが露呈しています。

日本政府は2020年までにキャッシュレス比率を2倍の40%に目指す方針でしたが、クレジットカードやモバイル決済には消費者も業者も消極的で、どうやらこの数字はあくまで目標に終わりそうです。

しかし、日本の慢性的な人手不足や新サービスの土台としてもキャッシュレス比率を高めることは必要不可欠です。

|日本のキャッシュレス比率

2008年からの8年間で日本のキャッシュレス比率は約2倍に。理由は下記があげられます。

1.amazon、楽天のオンラインショッピングの決済方法にクレジットカードが普及したこと。
2.携帯電話料金の支払い、コンビニやレストランでのカード決済が可能になったこと。
3.suika、Edyなどの電子マネーが普及したこと。

順調にキャッシュレス化が進んではいますが、日本のキャッスレスの遅れは諸外国と比べると明らかです。

|世界のキャッシュレス比率グラフ

|中国の急速なキャッシュレス化

中国ではPCよりもスマホが先行して普及し、露店から高級店まで、共産党員からホームレスまでもモバイル決済(QRコード)で生活しています。
また、中国は偽札も社会問題となっており、不正取引に対抗する手段として急速にキャッスレス化が進みました。

|キャッシュレス化することでカットできるコスト

日本では偽札の心配がないことや、依然としてキャッシュレス決済の手数料に対して否定的であること。現金の匿名性が重宝されてうまくキャッシュレス化が進みません。

しかし、上記のように、現金を運用するには莫大なコストが必要です。

|ノルウェーではキャッシュレス比率が90%へ

北欧ノルウェーでは2015年には多額の現金での買い物でテロリストか犯罪者と疑われ通報されるなんて事件も起きているほど、現金使用率はほぼ皆無。子供か老人しか現金は使用せず、カードはチップかPINコードになっている。他にもオーストラリアやイギリスなどでは、1年以上現金に触れていないとの声も聞こえる。

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